めまいは大きく分けて、耳に原因がある「末梢性」、脳に原因がある「中枢性」の2種類に分類されます。今回解説するのは、特に注意が必要な「中枢性めまい」についてです。
中枢性めまいとは
中枢性めまいは、脳幹や小脳といった中枢神経系の障害によって引き起こされます。 内耳などの器官が原因で起こる末梢性のめまいと比べ、脳の疾患(脳血管障害など)が背景にあるケースが多く、生命に危険が及ぶリスクを含んでいるのが特徴です。そのため、末梢性との迅速な鑑別と、適切な初期対応が極めて重要となります。
このような症状は「すぐ病院へ」
もし、めまいに加えて以下のような症状が見られる場合は、一刻を争うサインです。
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激しい頭痛や強い吐き気を伴い、立っていられない
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足元がふらつき、まともに歩行ができない
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ろれつが回らない、舌がもつれるような感覚がある
これらの症状は、脳が深刻なダメージを受けている可能性を示唆しています。「少し休めば治るだろう」と自己判断せず、速やかに専門の医療機関を受診、あるいは救急車を要請してください。
当院では、皆様の不安に寄り添い、適切な診断をサポートいたします。少しでも「いつものめまいと違う」と感じたら、早めにご相談ください。








