■ 現場でよく耳にする、こんなお声
日々の施術で患者さんとお話ししていると、最近こんなお悩みをよく耳にします。
-
「一人のご飯だと作るのが面倒で、ついパンやうどんで済ませちゃう」
-
「最近、ペットボトルの蓋が開けにくくなったのよ」
-
「階段を上る時、気づいたら手すりを探してる自分がいて…」
「年齢のせいで仕方がない」と諦めてしまっている方が多いです。 でも、本当に「年齢のせい」だけで片付けてしまって良いのでしょうか?
私から見ると、これは単なる老化ではなく、身体を動かすための**「材料」がスカスカになっているサイン(栄養不足)**であることがほとんどなんです。
■ なぜ、年齢を重ねると「パンや麺」ばかり食べたくなるのか?
「お肉を食べなきゃダメなのは分かってるんだけど、胃がもたれちゃって…」 これも本当によく聞くお悩みです。うどんやパンは柔らかくて、ツルッと食べられますからね。
ただ、ここで整体院ならではの視点をお伝えさせてください。 これ、単に「胃腸が弱くなった」だけではなく、実は**「姿勢の崩れ」**が大きく関係しているんです。
長年のクセで猫背になったり、腰が曲がって重心がズレてくると、お腹の中のスペースがギュッと狭くなります。すると、胃腸が物理的に潰された状態になるんですね。
この潰れた状態では、お肉などのタンパク質を消化するだけのパワーが出せません。結果として、消化に負担のかからない「炭水化物(糖質)」ばかりを体が求めるようになり、筋肉の材料がどんどん減っていく……これが「筋肉が落ちて歩けなくなる」ことの本当の入り口なんです。
💡「ちょっと一呼吸 豆知識」
プロテインの本当の意味、知っていますか? 「筋肉ムキムキの人が飲むやつでしょ?」というイメージがあるかもしれませんが、語源はギリシャ語の「プロティオス」。意味はなんと**「もっとも重要なもの」「第一位」**なんです。 古代から、人間の体にとってタンパク質(プロテイン)は、何よりも優先して摂るべき一番大切な栄養素だと分かっていたんですね。
■ 完璧じゃなくてOK!「疲れた日」のズボラ食事術
「そうは言っても、毎日手の込んだ料理を作る気力はない…」 おっしゃる通りです。毎日きっちり一汁三菜を作る必要なんてありません。大切なのは、今の食事に**「ちょい足し」**するという考え方です。
【パンや麺類を食べたい時のひと工夫】
-
うどん・ラーメン: ネギだけでなく、「卵」をポトンと落とす。これだけで立派な栄養食に変わります。
-
トースト: ジャムの代わりに「スライスチーズ」を乗せる。ツナ缶を乗せるのもいいですね。
-
お惣菜を買う時: コロッケを選ぶなら、焼き鳥か、冷奴をもう一品カゴに入れる。
スーパーやコンビニで買える「ゆで卵」や「サラダチキン」、「納豆」を冷蔵庫に常備しておくだけで、立派な「食べる身体づくり」になりますよ。
■ 迷ったらこれ!魔法の合言葉で1日7点を目指そう
「結局、何をどれだけ食べればいいの?」と迷ったときは、長寿研究から生まれたこの合言葉を思い出してください。
👉 「さ・あ・に・ぎ・や・か・に・い・た・だ・く」
-
さ:魚
-
あ:油(良質なもの)
-
に:肉
-
ぎ:牛乳(乳製品)
-
や:野菜
-
か:海藻
-
い:芋
-
た:卵
-
だ:大豆製品
-
く:果物
1日の食事で、この10品目のうち**「7品目」**を食べられていれば合格です!冷蔵庫にメモを貼って、ゲーム感覚でチェックをつけるのも面白いですよ。
■ 整体院晴々が考える「10年後の未来」
私たち整体師の仕事は、ただ痛いところを揉んでその場をしのぐことではありません。
-
**【整体】**で重心を整え、内臓がしっかり働けるスペースを作る。
-
**【食事】**で良質なタンパク質を取り入れ、しっかりと筋肉に変える。
この両輪が揃って初めて、食べたものがあなたの血となり肉となります。
食事は、ただお腹を満たすためだけの作業ではありません。明日、そして10年後のあなたが「行きたい場所へ、自分の足で歩いて行く」ための燃料補給です。
「私の今の食事、これで大丈夫かな?」「手軽にタンパク質を補給できるアミノ酸やプロテインってないの?」など、施術の合間にでも構いません。何でもお気軽に私たちに相談してください!







