こんにちは、小熊です!
膝関節変形症はなぜ女性に多い?
②変形性膝関節症と筋力
膝関節の安定性は、膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋(特に内側広筋) によって支えられています。 女性は男性に比べて筋力が弱く、膝関節の負荷を軽減する力が低いことが、変形性膝関節症の発症リスクを高めます。 女性の大腿四頭筋の筋出力は男性に比べて約20-30%は少ないとされています。 このことから、筋出力が少なくなることで膝関節の安定性が低下し、負担は大きくなる。 普段からスポーツや運動、筋力トレーニングを実施していれば良いのですが、やっていない場合は日常生活の中でも膝のブレや力の入り辛さが変形につながりやすいと言えます。
③O脚は女性が特に多い!
女性は男性に比べてそもそもの構造として骨盤が広いです。 その関係もあって、膝関節は生理的にO脚になりやすく、膝の内側に負担が集中しやすいため、変形性膝関節症が進行しやすい 有病率でも男性に比べて女性の方がO脚変形になる割合が多いとされ、O脚の女性では変形性膝関節症の発症リスクが2倍以上になるとされています。
膝の変形は、決して「年齢のせい」だけではありません。
筋力や体の使い方を少し見直すだけでも、膝への負担は軽くなります。
今できることから少しずつ始めて、将来も安心して動ける膝を守っていきましょう。








