「整体院 晴々 東陽町院」で痛みや不調を根本改善

IMG_2194こんにちは、小熊です!

日本の大規模な疫学調査である「ROAD study」では、X線画像で変形性膝関節症の所見が確認された方は約2,530万人にのぼると報告されています。

そのうち 約7割の人は変形があっても痛みがなく、残りの約3割が痛みを感じている という結果でした。

ここで重要なのは、**膝に変形があっても痛みがない方が多数派である(7割)**という事実です。

つまり、

「膝の変形=痛み」ではない可能性が高い と言えます。

さらに加齢に伴う変形の出現率を見ると、

50歳以上の日本人の約60%がX線上で膝関節症の兆候を持ち、70歳以上では約80%に何らかの変形が認められることが分かっています。

ただし、実際に症状があるのは そのうち約30%程度 に限られます。

では、なぜ膝は変形してしまうのか?

そして、どの部分が痛みに関係しているのか?

このポイントを明確にしない限り、根本的に痛みを改善することはできません。

ここから、膝の変形と痛みの関係についてさらに深掘りしながら、順を追って理解を深めていただきます。


■ 変形性膝関節症の主な症状

膝関節症の症状は少しずつ進行し、ステージによって特徴が異なります。

あなたの普段の生活で当てはまるものがないか確認しながら、現在どの段階にいるのかイメージしてみてください。


■ 初期段階の特徴

初期では明らかな変形は見られませんが、動作時の違和感が出始めます。

引っ掛かる感じ、力の入りにくさ、関節がしっくりこない感覚などが代表的です。

① どのような痛みが出るか?

特に多いのは “動き始めの痛み” です。

・朝起きた直後の歩き始め

・椅子から立ち上がる瞬間

・立位から歩き出すタイミング

動いていくうちに徐々に痛みが和らぐのが特徴的です。

また、運動したあとに鈍い痛みが続くのもよくみられます。

・長時間歩いたあと

・階段を使ったあと

・旅行やハイキングのあとに重だるさを感じる など

② 身体に起きる変化

初期では、膝周囲に 軽いむくみ(浮腫) わずかな腫れ(腫脹) が出ることがあります。

膝の動きが少し悪くなり、曲げ伸ばしのスムーズさが低下する場合も。

「なんとなく膝に力が入りにくい」という感覚もこの時期に多い特徴です。

③ 日常生活で困る動き

・長く座ったあとに立ち上がる → パッと動き出せない、膝が痛む

・階段の上り下り → 特に降りる時に膝に不安感がある

・しゃがむ・正座 → 深く曲げる動作で違和感が出やすい

最後までお読みいただきありがとうございました。膝の痛みの理解が深まり、改善への第一歩になれば嬉しいです。

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